FRAKIDSの新たな活動「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」

FRAKIDSではSDGs「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」に基づき、従来の活動に加えてリユース活動を行うこととなりました。

今回はSDGsとFRAKIDSの新たな活動の指針・目標をご案内します。

SDGsとは？

SDGsは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称です。

2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。（「持続可能な開発のための2030アジェンダ」）

SDGsは、17のゴールと169のターゲットで構成されています。ターゲットでは、17のゴールを達成するための具体的な行動内容が定められています。

簡単に言うと、環境問題、貧困問題、ジェンダー問題など世界中に広がる社会的な課題の解決に取り組む活動です。

また、現在では日本サッカー協会をはじめ、川崎フロンターレや鹿島アントラーズ、名古屋グランパス等の多くのクラブが取り組み、ドイツでもDFL (ドイツサッカーリーグ機構)を中心にブンデスリーガでも動きを見せています。

17のゴールは下記の通りとなります。

SDGs17の目標

1. 貧困をなくそう

2. 飢餓をゼロに

3. すべての人に健康と福祉を

4. 質の高い教育をみんなに

5. ジェンダー平等を実現しよう

6. 安全な水とトイレを世界中に

7. エネルギーをみんなに　そしてクリーンに

8. 働きがいも経済成長も

9. 産業と技術革新の基盤を作ろう

10. 人や国の不平等をなくそう

11. 住み続けられるまちづくりを

12. つくる責任　つかう責任

13. 気候変動に具体的な対策を

14. 海の豊かさを守ろう

15. 陸の豊かさも守ろう

16. 平和と公正をすべての人に

17. パートナーシップで目標を達成しよう

FRAKIDSの新らたな活動の指針・目標

FRAKIDSでは、これまでサッカー教室・運動教室を通じて、子供たちが身体を動かす事の楽しさを覚えて基礎運動能力の向上を計り、集団での多種多様な運動を通して、考える力・判断力・社会性(コミュニケーション能力)を育んでいます。また、サッカー教室では現地のクラブと交流試合を行い、日独の子供たちの交流の場にもなっています。この従来の活動の延長線上にあるのがSDGsの7つのゴールです。

FRAKIDSの従来の活動が当てはまるSDGsのゴール

そして今回、従来の活動に加え、私たちが着目した新たな活動のゴールは「12.つくる責任つかう責任」です。

現在、フランクフルトでは多くの駐在員の方たちが生活しています。ですが、駐在期間は3〜5年が多く、場合によっては半年で帰任させられる場合もあります。

そこでFRAKIDSでは、各家庭で不要になった家具・家電等を引き取り、リユース活動を行うことにしました。

従来の活動に加わる新たな活動を通じて最終的には、子供たちが無料で運動できる場所・環境を提供し、子供たちの健康と健やかな成長を目指します。

より良い世界へ

~ 子供たちと歩む未来 ~

前述でも述べた通り、SDGsは2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。しかし、2030年になったら、「終わり」というわけではありません。より良い環境・より良い世界を持続するためには、次世代に繋げて行かなければいけません。

FRAKIDSではサッカー教室・運動教室やと新たなリユース活動を通し、次世代を担う子供たちと共にSDGsを学び、2030年以降も見据えて持続可能でより良い世界の構築を目指します。